坐禅7 20221123

円覚寺の暁天坐禅会。これまで毎週火曜日に参加していた。今週から水曜日に変えてみた。祝日ということもあり、参加者が多いのではと思いながら、駐車場に5:45着。雨の中、傘を差して参道を登ると息が切れて苦しい。前に歩いている人に追いつきそうになって気づく。歩くのが早すぎるのでは?ゆっくり歩いてみると苦しくない。ゆっくりからだんだん早くしていくと苦しくない、早く歩ける。

いつものように裏口から入るのだが傘をどこに置くか。前の雨のときは傘立てがあったのに、今日はないので誰かがそうしていたので仏殿の裏の壁に引っ掛けておく。正面に向かって右手前の角、太鼓の前に座る。初心者への説明を聞きたかったというのもあるし、角は風が来なくていくらかしのぎやすい。初心者に並んで座っていたらお坊さんがなんとなく促したので隣の90度向きが違う席に移動。

初心者への説明

初めての人は5名。お坊さんが説明、合唱&お辞儀してから座る。遅れて列に加わった一人がお坊さんに質問しようとしたら制止され、適当に座ろうとしたら叱責、ちゃんとやれ、と怒鳴っていた。姿勢、足を組む、右手を下に左手を上に重ねて左右の親指をつける、胸を開くと自然に手がおへその前に来る。呼吸、123と数える。日常から離れて呼吸に集中する、これで自己を見つめ直し、明日への強い力が湧いてくる、呼吸や姿勢は日頃の行いでも実行する、いつでもできる。おへその下、丹田に重心を落とす、いつも頭とかもっと上の方に重心がある日常を送っているが、というような話をされた。

開始

お坊さんの声、20分を2回、間に5分の休憩をはさみます、始めます。

拍子木2回、拍子木1回、チーン長く4回。初心者がチーン1回、拍子木1回で終了。2回め拍子木1回、チーン短く4回。これで暁天坐禅会を終わります。ありがとうございました。の声。参加者がありがとうございましたと小声で応じる。始めて聞いた終わりの挨拶。足を伸ばして、ゆっくり退場してください。とのガイダンス付き。

今日はサービスがいいなと思いながら、所作に迷う。ありがとうございましたと言うべきなのか、いつものように黙っていていいのか。入場時にお坊さんにあったときも挨拶するべきか迷った。

退場

帰り際、ベテランの参加者が戸締まりをしている、手伝うべきか。結局、消極的な自分はできるだけ何もしない。さきの質問しようとしていた参加者がお坊さんに質問している。小声だったので聞き取れなかったがお坊さんは丁寧に答えていた。

仏殿の壁に引っ掛けておいた傘をさしてゆっくり参道を下る。深呼吸を40分していたせいか気持ちがいい。門が開いていたので出て閉める。ここで振り返って合唱&お辞儀をしようかなと迷ったが、何もしないで駐車場のトイレに向かう。精算330円、今日はカードで支払う。ゆっくり車を出してverve、6:58。

金木犀のラテ&アボガドサンド

今日も円覚寺は臨機応変、だった。