坐禅12 20221228

今日もニットキャップと手袋で真冬モードで出発5:26。5:45頃入山。お堂に向かうとすでにお堂は明かりがついている。今日も開くのが早い。途中、初めての人男性Aさんに聞かれた、「坐禅会というのはこちらですか?」と。俺は先輩にならなくてはならなかった。俺ごときが、と思いながら、靴を脱いで揃える、合掌&お辞儀、を教える。

責任感が増してきた俺は、お堂に入るとすでに座っていたお坊さんに、肩越しに「初めての方が」と声をかける。お坊さん、そそっと立ち上がって「あなたは初めてではないですね」と聞かれたので「はい」と頷く、最初に俺たちに説明してくれたお坊さんだと思う。Aさんに向かって説明が始まる。俺は太鼓の前に座る。

お坊さんの説明が聞こえる。3つのこと、腰を立てる、丹田に重心を落とす意識も落とす、呼吸に集中。そこから体の健康、心の健康、人生の健康を目指していく、というような話をされていた。5:55。

そこに別の初めての人女性Bさん、また説明。さらに初めての人3名、が入ってくる。お坊さん着座の前の合掌&お辞儀を教えている。「座って叩かれるだけが座禅じゃない、入るとき座るときの動作も座禅の一部」のような話をされている。

さらに一人男性Cさん、すでに6:05、裏口の外で「外で20分待っててください」と告げてお坊さん座る。全部で20人くらいだろうか。いつもより多い。初心者は5人、外に一人。「それでは始めます」拍子木1回、チーン3回、間が長い。チーン1回拍子木1回で1回め終了。5分休憩の間にお坊さん裏手を見に行くがCさんは見当たらないようでそのまま戻る。

2回め、拍子木1回、チーン1回、ここでパンパン棒を取りに行って、チーン3回。お坊さん、ゆっくりとすり足で移動。今日は移動開始が早いな、と思っていると最初のところで止まっていてしばらく動かない。俺は姿勢と呼吸に集中しているとお坊さんがどこにいるか意識が遠のく。3、4人がパンパンされてた。

途中、寒くてつらいなと思いながら、呼吸を深く、姿勢を良くするのに筋肉を緊張させると寒さも平気なのでは?とか考える。顎を引いて腰を立てる、力を入れたときと抜いたときで体に対する印象が変わる。おそらく外から見た姿勢はほぼ変わっていないのに。下っ腹と股関節に力を入れると腰が立ってくる。またしばらくして力を入れると腰が立ってくる。ということはどこかで無意識に緩めているのだろう。

チーン1回、拍子木1回で終了。「これで暁天坐禅会を終わります。朝早くからありがとうございました」、合掌&お辞儀。一同「ありがとうございました」合掌&お辞儀。「明日から1月7日までお休みです。1月8日から再開です。今年も1年ありがとうございました」

ゆっくりお堂を出て左回りに帰る。通用門を出て合掌&お辞儀。横須賀線が通る。明けたばかりの朝の空がいい色。

verve、今日はキタカマクラブレンドとキャロットビーガンチーズ、甘酸っぱい味付けの人参とナッツの歯ごたえが良い。